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以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。
市内施設の防犯体制について
施設内の防犯体制について

大阪府吹田警察署と本市で「吹田市民を犯罪から守るための連携協定」を締結しました。
本協定は市と警察署が連携を強化し、協働で防犯に関する取り組みを推進するものという事で、特殊詐欺被害防止対策の一つとして防犯機能付電話機等の購入補助の予算が上がってきておりますが、前任期からも質問を重ねておりますが、子どもを犯罪から守るという事も大事なことであり以下質問いたします。



本市の子供を預かる施設において、不審者侵入時の施設内の防犯体制は準備と訓練を徹底する事が重要であります。
各施設の、器具の備え、マニュアルと指示命令系統や役割の分担、定期的に実践を想定した訓練の実施が肝要でありますが、児童部所管、学校教育部所管、地域教育部所管の各施設内においては適正に行えているのでしょうか?



児童部長
児童部が所管する教育保育施設における不審者対策につきましては、不審者侵入時には、施設内にあるモップなど身近なものを用い、相手との距離を確保するといった対応方法や役割分担を定めた対応マニュアルを各園に備えております。
また、子供たちが怖がらないよう工夫し、年に1回から2回程度を訓練を実施しているところでございます。



教育監
学校教育部所管の各小・中学校では、さすまたを常備しております。そのほかに、椅子や机、傘や消火器などにつきましても、不審者との距離を取り、警察が到着するまでの時間を稼ぐ上で有効であると、文部科学省作成の学校における危機管理マニュアル作成の手引において示されており、各校へ周知を行っております。
不審者侵入時の対応につきましては、市内の全小・中学校において、指示系統や役割分担も含めたマニュアルを作成し、不審者役や、現場急行班などを想定した、より実践的な訓練を毎年実施しております。



地域教育部長
留守家庭児童施設における不審者侵入時の防犯体制につきましては、緊急時の対応手順や学校との連携等について整理した安全対応基本マニュアルを作成し、各育成室で定期的に避難訓練を実施しております。
入室児童の安全を確保するため、引き続き関係部局とも連携しながら、必要な環境整備に努めてまいります。



悪意を持った屈強な不審者が侵入してきた場合は、さすまたはほぼ何の役にも立たないのと、児童部さんの所管する施設では、子どもが逃げるスペースも狭く、モップ等で距離をとり時間を稼ぐにはかなり厳しいと思われます。 ここにはしっかりと予算をつけて子どもたちや職員さんを守れるような設備や備品を整えて頂けますよう、要望しておきます。