令和4年(2021年)2月定例会 代表質問
1.令和4年度施政方針・当初予算について / 2.新型コロナウイルス関連について / 3.防犯カメラについて / 4.犯罪被害者の支援について / 5.水道部事例に見る記念品、景品等の供与・贈与の在り方について / 6.公園のトイレ改修の計画について / 7.ネットパトロールの必要性について / 8.プラスチック資源還元促進法について / 9.吹一地区公民館について
以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。
プラスチック資源還元促進法について
昨年も議会で、他の議員よりも質問もありましたが、本年4月より施行されますプラスチック資源循環促進法について、現在本市では、プラスチックの分別はなく、燃焼ごみで一緒くたにして回収と償却がなされております。
国で決定したこの法律に対して、吹田市はどのように対応していくのか、改めて確認させていただきます。
国で決まったことですから、いずれ進めていかなくてはいけませんが、計画や準備等など、どの段階で検討していくつもりでしょうか。
環境部長
本年2月に策定いたしました吹田市第3次一般廃棄物処理基本計画におきまして、プラスチックごみの削減は、重点施策の一つとして掲げており、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律への対応につきましては、分別収集や収集コスト、再商品化等について検討することとしております。
現在、近隣にプラスチックごみ全てを再商品化できる施設はなく、直ちに分別回収を進める予定はございませんが、諸課題が解決され次第対応できるよう、国や府、近隣市との情報共有を密にし、速やかに制度設計の検討に入りたいと考えております。
近隣他市で既に専用の処理場を整備されているところがあれば、そういったところとの連携していくことについては、お考えはありますでしょうか。
環境部長
再商品化施設の共同利用等、効率的な処理を検討する上では、近隣他市との連携は重要な事項であると認識しております。
個人的には現状のままでいくことが望ましいと思っておりますが、将来的には動いていかなくてはいけませんので、あらかじめ予測して準備と計画をしていく必要があると考えます。
施設の共同利用や連携については重要であるという認識については、ぜひともそのスタンスをそのまま大事にしていただきたく思います。
また、吹田市は環境先進都市をうたいながら、プラスチックを分別せずに一緒に燃やしており、市の意識と取組の方向がばらばらではないかと思うところではありますが、経過を観察していきたいと思います。