令和4年2月定例会 代表質問 [ネットパトロールの必要性について]

令和4年(2021年)2月定例会 代表質問

1.令和4年度施政方針・当初予算について / 2.新型コロナウイルス関連について / 3.防犯カメラについて / 4.犯罪被害者の支援について / 5.水道部事例に見る記念品、景品等の供与・贈与の在り方について / 6.公園のトイレ改修の計画について / 7.ネットパトロールの必要性について / 8.プラスチック資源還元促進法について / 9.吹一地区公民館について

以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。

ネットパトロールの必要性について

昨今、児童、生徒のトラブルの要因となっているSNS等への書き込みで、いじめや非行、犯罪などにつながっていくことも少なからず起こっている状態であり、本市においても例外ではないはずです。
これらの要因となるネット上の書き込みに対して、早期発見、早期対応と実態把握が必要であり、子供たちを守っていくためにも、本気で取り組んでいかなくてはなりません。
児童、生徒がインターネットやSNSなどを通じた犯罪等に遭わないために、AIを用いたパトロールもしくは有人監視の実施、そして、該当する案件について、学校や警察が連携した指導等を実施されてはいかがでしょうか。教育長の御所見をお聞かせ願います。

教育監
ネットトラブルを含め、生徒指導上の諸課題については、教職員が日々の生活の中での様子や面談、あるいは学校生活アンケートなどによる把握に努めており、必要に応じて警察等の関係機関と連携し、専門的な知見を得ながら、対応しております。

教育
吹田市では、生徒指導上の諸課題について、ただいま教育監から答弁させていただいたとおり、教職員が早期発見、早期対応に取り組んでいるところでございます。
一方で、子供たち自身がネットに関わるいじめや非行、犯罪等に遭わないための力を身につけさせていく、身につけていくということも極めて大切であります。
現在、児童、生徒がデジタル・シティズンシップ教育においてインターネットを利用する際、危険かどうかを自ら判断できるリテラシーを身につけたり、インターネット上でも相手に共感し、やり取りをすることの大切さを学んだりしております。
このデジタル・シティズンシップ教育が児童、生徒のインターネットやSNS等のトラブルの未然防止につながるものと考えております。
今後とも未然防止につながる取組も含め、さらに強化、推進してまいりたいと考えております。

デジタル・シティズンシップについては本当に必要だということで、ずっと前から言ってきてはいて、それはそれで行っていただきたいんですけども、教育教職員では限界があるところがありまして、そもそもネット上の書き込み等は、学校貸与のものではなくて自身のプライベート端末でやっている場合がほとんどです。
他市では現在予算も組んで、専門の業者に委託など、積極的に取り組んでいっております。
本市においても児童、生徒の健全育成に力を注いでいただきたく、本件を進めていただきますよう要望しておきます。

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