令和3年2月定例会の予算委員会 健康福祉分科会で「新型コロナウイルスの感染症対策について」質疑いたしました内容を以下に記します。
新型コロナウイルスの感染症対策による拡充
これは、たしか小規模保育事業が30万円で、ほかが50万円でしたでしょうか、確認をお願いします。
ご答弁(保育幼稚園室主査)
公立につきましてはおっしゃるとおりです。
これの主な使い道を教えていただけますか。
ご答弁(保育幼稚園室主査)
補助金の使い道につきましては、各保育所、幼稚園の園長、保育幼稚園室の事務職員、看護師が協議しながら決定しています。現在のところ、消毒液やペーパータオル、机など、直接園で使用する物品を優先して購入する予定です。
消毒液とか物資については今年度もそうなんですけど、その30万円とか50万円を使って物品はある程度用意できるのかなというふうには思うんですけども、それを使って消毒したりとか、そういった作業をする人手が足りてないと思うんです。現場の声も実際聞いてるんですけども、要するに、物はあるけど、使う人が不足しているという状態が続いてます。
先日も市内の幼稚園でその作業をお手伝いさせてもらったんですけども、本当に現場はそういった保育、教育に時間と手間を取られてる分、消毒がなかなか進んでいないという状況が続いているというふうにも、現場からもそういった声を聞いてるんで、PTAさんの力とかを借りてるとは思うんですけども、それでも手が回らない園が多分市内にはたくさんあるのかなと。
この辺りの課題についてはどうやって乗り切るのか、御所見をお聞かせいただけますか。
ご答弁(保育幼稚園室主幹)
新型コロナの補助金の制度でございますけれども、これまで委員がおっしゃるように、主に物品、消毒液等を対象として事業を実施してきたところなんですが、令和3年度の事業の内容につきまして、国の予算概要で示されてる内容では、従来の物品等の購入だけでは対象にはならない、それに加えまして、職員の掛かり増し経費というのも必ず実施が必要という制度になっております。
具体的には、職員の方が残業で消毒をする費用であったり、消毒を専任で行う非常勤職員を雇用されたり、そういった経費に充てるものが令和3年度、補助金上、実施が必ず必要なものとなっているので、そちらのほうで対応を一定されるものと考えております。
そういった消毒とかでの残業で残業手当が出るというのは、大体当たり前のことかなという気はするんですけれども、その職員というのは、現場の職員の方だけということですかね、それとも、何かこの事務の皆さん方が行かれたりするということですかね、お答えいただけますか。
ご答弁(保育幼稚園室主幹)
国から示されている内容では、特に事務職、保育士等、厳密な規定というのはございませんけれども、一般的に考えられるのは、やはり現場で実際に消毒作業に当たった方の経費が掛かり増し経費になると。
事務職の方がその時間一緒にいるだけだというような形だと、恐らく対象にするのは難しいのかなと考えられます。
国の制度がちょっと変なのか、結局現場の方たちは、日中は従事されてるんで、すごく大変な状態で、それが終わってからすると。も
ちろん普通の会社だったらそうなるんでしょうけれど。
市としてもこの補助金を渡して、消毒液を買ってくださいで終わりじゃなくて、やっぱり何かほかの支援も考えていかないといけないのかなと。
保育士さんが本当に今不足しているとか、本当に膨大な作業をこなしているという中で、さらにもう一つその消毒とかそういう作業も増えてきましたんで、何とかちょっと予算もそうなんですけども、人員の部分ですね、何とか確保して、その課題に取り組んでいただきたいなとは思うんですけど、部長どうでしょうか。
ご答弁(児童部長)
コロナ禍が始まる前までも、保育所、幼稚園等では新型コロナ以外の感染症というのがはやる場合もありますので、そのときはこういった対応をしていたことはございます。
ただ、ここ1年間ずっと恒常的に、こういった毎日の消毒等の作業が増えてるということで、その分は職員への負担はかかっているということは十分認識しているところでございます。
ただ、このコロナ禍に対して職員を雇用するとか、そういったところは現状は考えてございません。
職員のモチベーションを保てるような形で、我々としても何か考えていかないといけないとは思うんですけれども、現状のところについては、職員個人への慰労金であるだとか、そういったところについては考えてはいないところでございます。
今、現場のモチベーションという言葉も出てきましたんで、ぜひともそういうところですね、メンタルも多分結構やられてるかと思いますので、できるだけそういった支援をお考えいただけたらなと思います。