令和4年(2021年)2月定例会 代表質問
1.令和4年度施政方針・当初予算について / 2.新型コロナウイルス関連について / 3.防犯カメラについて / 4.犯罪被害者の支援について / 5.水道部事例に見る記念品、景品等の供与・贈与の在り方について / 6.公園のトイレ改修の計画について / 7.ネットパトロールの必要性について / 8.プラスチック資源還元促進法について / 9.吹一地区公民館について
以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。
犯罪被害者の支援について
北新地のビル放火殺人事件で25人が犠牲になりました。この事件で、条例の有無で被害者の待遇の差が問題となっており、吹田市においても実効性のある条例の早期制定をすべきであると考えます。
今のところ、吹田市には犯罪被害者を支援する条例はありませんが、他の自治体では既に条例制定されていたり、条例制定に動いている、もしくは検討している自治体もございます。
本市においては、このタイミングでも動きが全く見られませんが、条例の必要性について市長の考えをお聞かせ願います。
市民部長
まずは市民部から御答弁申し上げます。
犯罪被害者支援につきましては、警察庁におきまして、被害者の方への給付金の支給や、カウンセリングなどのサポートを行っておられます。
本市における条例制定の必要性につきましては、国や他市の動向を見ながら、その有効性等を研究してまいります。
市長
犯罪被害者の支援という視点ができたのは、犯罪被害者等基本法、これは2004年になりますが、20年近く前になります。
それまではこういう、私はこういう室の名前、犯罪被害者支援室、これ、警視庁にありますが、私の知人がここにおりました。
それで初めて知りました。
そこからの20年の流れで、様々なまちで犯罪被害に遭うという痛ましい事案も数多くありまして、各自治体がそれぞれに条例を定められたと理解をしております。
その条例を制定することによってどういう厚生が高まったか、どういう取組を、法に加えてやろうとしているのか。
いや、それは周知なのか支援なのか、その辺りももう少し研究をしなければならない。
ここは積極的に支援方法について研究をしてまいりたいと存じます。
以上です。
これまで柔軟に対応していただいているとのことで、まあ、もちろんそれも大事なことではあるんですけれども、対応も人によって異なることもあるかもしれませんので、先ほど市長もおっしゃったように、考えていただけるということなので、本市としてのスタンスを明文化していくことが望ましいと意見しておきます。