令和2年度(2020年)予算委員会 文教分科会では、中学校給食について質問いたしました。
他の委員からは、様々な質問が飛び出しておりまして、僕からは「米飯給食に牛乳」について質問いたしました。
以前にも当サイトで書かせて頂きましたが、パンに牛乳はわかるのですが、米飯に牛乳はどうなんだろうかと疑問に思っております。
給食の完全栄養補給として牛乳でカルシウムを補うことが可能というのは理解しております。
しかし、我々の食卓にご飯と一緒に牛乳が出てくることは非常に稀だと思っております。
もちろん牛乳好きな方もおられるでしょうから、好きな人は飲めばいいと思います。
Q.現在の吹田市の中学校給食は選択制となっているが、牛乳不要は選択可能か?
答弁は「NO」でした。
「給食を食べるなら、牛乳も飲みなさい。」という事です。
他の自治体では、グルテンフリーに基づき、パン類や麺類を廃止したり、乳製品の過剰摂取を防ぐ観点から牛乳を完全廃止にするところもあります。
現在、吹田市内の中学校給食の喫食率は平均で13%ほどで、少ないところでは5%ほど、多いところでは30%ほどとなっております。
教育委員会は喫食率の向上に向けて色々と頑張っているみたいですが、上がらない理由の一つに「牛乳」も関係しているのではないかと考えます。
給食費の利用者負担は340円で、そのうち牛乳代金が58円含まれております。
給食費の割合で実に20%近くが牛乳代となっているわけです。
利用者の負担も大きく、また乳製品の過剰摂取予防や苦手な子の為にも、選択制を取られることを望みます。
米飯給食に牛乳は合わないのではないかという事を、日本人として望ましい食習慣を身につけるという観点からも考慮してほしいです。
もう一度、聞きたく思います。