府議会報告は杉江ゆうすけ府議が行い、市議会報告は僕の方で行いました。
次第は以下の通りで行いました。
1.7月定例会
・公園のトイレを和式から洋式へ改修
・小中学校の全普通教室に無線LANとプロジェクタを配備。
・産婦 歯科検診(産後1年まで歯科検診1回無料)
・未婚のひとり親に対して17,500円の特別給付金の支給
・マイナンバーカードを利用してコンビニで税証明の取得
・少年自然の家「もくもくの里」空調設備改修とトイレ改修
2.特別職の報酬審議会が開催
・6月(第1回)と8月(第2回)に開催されました。
市長・副市長・教育長・水道事業管理者について協議
第3回は9月3日(火)13:30より開始。(傍聴可)
3.他会派による政務活動費の不適切な支給について
7月に議会が行われ、吹六地区に影響する案件は、今回に関しては少ないかなといった感じでしたが、吹田市全体にかかわる案件をご報告いたしました。
7月定例会で吹六のみなさんに身近なものを抜粋してご報告
公園のトイレ改修(和→洋)
現在166基中123基が和式の個室トイレ。
築30年経過などの条件がありますが、吹六地区では南清和公園が該当し、男女とも令和2年度に工事が行われる。
小中学校の全普通教室に無線LANとプロジェクタを配備
ICTを活用した教育のさらなる充実を図るために導入するという事です。
産婦さんの産後1年まで歯科検診1回無料に拡充
妊婦さんの歯科検診を、産後も1年まで歯科検診1回無料に拡充。
併せて、生まれたお子さんの口腔状況についても問診・保健指導も実施されます。
未婚のひとり親に対して17,500円の特別給付金が支給
児童扶養手当受給者のうち、未婚のひとり親に対して特別給付金が支給されます。
消費税が10%に引き上げとなる中、子供の貧困に対応するためと言われております。
マイナンバーカードを利用してコンビニで税証明を取得可能に
住民票の写しなどを取得するのと同じ要領でコンビニでも発行可能とするものです。
少年自然の家「もくもくの里」空調設備改修とトイレ改修
吹田市と友好都市であります滋賀県高島市にあります、少年自然の家「もくもくの里」空調設備改修とトイレ改修を予定されております。
令和2年末頃に完成予定との事で、ちょっと遅すぎるような気もしますが…。
自分の家にエアコンを設置する場合は、近くの量販店さんにお願いしたら早ければ翌日には設置完了するんですけどね…。
今後は指定管理業者を入れて運営していくそうで、利用者数の向上と利用者の満足度が高まるように期待したいですね。
(参考)吹田市内の人は宿泊無料・シーツ利用料200円・朝食500円・夕食850円・吹田からJRとバスで1時間半以内で行けますので、是非ご利用ください。
特別職の報酬審議会が6月と8月に2回開催されました。
今回は市長・副市長・教育長・水道事業管理者について協議されました。
まずは資料をご覧願います。
見てもらうとわかりますが、特別職すべて政令市を除いて大阪府下で1番になってしまいました…。
これについて、うちの会派の井口議員が市長にこれでいいのか?という質問を投げておりましたが、市長からは「決まったことなので、特段何とも思わない。」という答弁でした。
門真・守口・柏原・池田・岸和田・八尾・枚方の維新の市長は改革として自ら減額しております。
高槻市は財政は悪くないものの、将来に備える形で減額をしていると聞いております。
吹田市の特別職の年収
給料(月額)に関する補足
※ 2011年9月~2015年5月まで、前市長の井上哲也氏は市長給料を特例減額として30%減額しております。
※ 2011年9月~2015年5月まで、市長同様に副市長・教育長・水道事業管理者の給料を特例減額として8%減額しております。
※ 2013年10月~2014年3月まで、震災特例減額で、さらに10%減額を上乗せしております。
(市長40%、副市長・教育長・水道事業管理者18%減額)
教育長に関しても、今年に入って市内で2つのいじめ問題が、新聞やマスコミで報道がありました。
学校側の現場・そして校長の対応のまずさ、市教委の適切な指導もされず、第三者委員会の設置要求にも腰が重く、いじめ問題が長期化・深刻化し、複雑化していきました。
これらの責任はトップである教育長にあると考えます。
このようなこともありましたので、吹田の教育長として、大阪府で1番高額な給料をもらうのもどうかなと思いますし、市民の皆様も納得できるものではないと、感じているんじゃないかと思います。
2回目の報酬審の協議で、紆余曲折ありましたが、吹田の財政が悪くないとして、「2年に1度なり定期開催を前提として、現状は据え置きでいいのでは」という感じで落ち着きました。
吹田市が特別職の給料で一番高額となることを顧みて、本市におきましては財政危機ではないものの、来年度は中核市移行などもあり、予断を許さぬ状況という事が共通認識であったように感じます。
次回の報酬審は、9月3日午後1時30分~吹田市役所・中層棟4階で我々議員の報酬について話し合うそうです。
同じく吹田の議員も高額な方で、市長や教育長ほどでもありませんが、大阪府下で6番目の65万円です。
政務活動費も1人あたり月11万円交付されて他市と比べても倍ほど多いわけであります。
政務活動費の今後の扱いについて
政務活動費に不適切な支出があったと吹田市監査委員会が「吹田新選会」に111万円返還させるよう市長宛に勧告した件について
平成29年度に支出した大阪府吹田市議会3会派の政務活動費に不適切な部分があるとして返還を求める住民監査請求があり、市監査委員事務局は29日、このうち「吹田新選会」が支出した約111万円に不適切支出があったと認め、同会派に対して返還を求めるよう、後藤圭二市長に勧告したと発表した。
監査結果で不適切とされたのは、同会派の広報紙の印刷費やホームページの経費など。
市監査委員は5月30日に、市民からの住民監査請求を受理していた。引用:産経新聞ニュースより
このような不適切な事件が明らかになった以上は、当該会派である「吹田新選会」のみならず、吹田市議会全体としての再発防止策を含めた対応が必要であると考えております。
高額すぎる政務活動費の金額の是正と併せて、厳格な運用が必要であることを今回改めて認識する次第です。
わが会派「大阪維新の会・吹田」としましては今任期もこの問題に取り組んでまいります。