令和4年9月定例会 代表質問 [市長の市政運営について]

令和4年(2022年)9月定例会 代表質問

1.公共施設のファシリティとマネジメントについて / 2.保育園・こども園の一時預かりについて / 3.教育行政について / 4.市長の市政運営について

以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。

市長の市政運営について

選挙時の公約に基づいて行われていることと思いますが、
市民のみなさんへのお約束事項として、市長選挙において公約とされた「これからの吹田市にほんまに必要な100のお約束」について、「ほんまに必要」とうたっているわけですから、確実に進めている事かと思いますが、進捗や状況を確認いたします。
もともと執行する予定だったであろう項目も多数見受けられますが、私が停滞しているように感じている項目を質問時間の関係もあり2点のみピックアップしましたので確認いたします。

Q

「JR吹田駅さんくす周辺の、中心 市街地活性化に本格的に取り組みます」
「JR南吹田駅のオープンをきっかけに、周辺地域の魅力あるまちづくりを誘導します」

この2点についての進捗と、どのような取り組みをされてきたのか?
また、JR南吹田駅の周辺地域の魅力あるまちとは、どのようなものを想定されているのでしょうか?併せて市長より簡潔にお示し願います。

都市計画部長
JR吹田駅さんくす周辺につきましては、平成30年(2018年)11月に、JR吹田駅前再整備の検討に係る地域関係団体からの要望書が提出されたことを受け、吹田市開発ビル株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、NPO法人JR吹田駅周辺まちづくり協議会、本市及びオブザーバーとして大阪府を加えた5者により、当該地区にふさわしい将来像を検討する組織体を発足いたしました。
この検討組織体により、本市計画や周辺土地利用等の基礎的データの整理、当該地区に必要な機能の検討等を行い、関係機関による検討組織の立場からの試案として、JR吹田駅南口周辺グランドデザイン案の取りまとめを行いました。
また、大規模地権者である吹田市開発ビル株式会社が、個人地権者に向けて財産更新についての勉強会を開催されており、今後、再整備についての検討が行われる際には、グランドデザイン案が活用され、当該地区にふわさしいまちづくりが実現するよう、同社と緊密な情報共有を図ってまいります。
続いて、JR南吹田駅周辺に関しましては、地権者アンケートによる土地利用意向の把握や、よりよいまちづくりを目指すための指針である南吹田駅かいわいまちづくりマナーブックの勉強会の開催支援や配付に取り組んでまいりました。
また、南吹田地域まちづくり構想におきましては、人の行き来がしやすいまち、花や緑がいっぱいで美しいまちなど、六つのまちの方向性が示されており、本市におきましても、JR南吹田駅の開業に合わせて、都市計画道路南吹田駅前線の整備や緑化重点地区の設定などにより、これらの実現に取り組んできたところでございます。

市長
2か所について、まちづくりの御質問を頂きました。
ここに生まれ育った者として、最初のさんくすの周辺というのは、まさに吹田市の中心として活力の中心でした。活性化の一番見られる場所でした。一方で、現在の南吹田駅周辺というのは、東海道線の車窓から見ることはあっても、行く機会はほとんどありませんでした。
JRと阪急と川に囲まれて、非常に交通利便性も悪くて住宅も少ない。
今その二つが大きく問題、それぞれの問題があります。
まずさんくすのほうですけれども、これまでの活力というのは、御存じのように大きく低下をしております。
時の重なりとともにそういうことなんですけれども。
今、最も直接の利害関係者であります商業者と、平素から意見交換を重ねているところでございます。
商業者以外にも多くの権利者がおられるだけに、共に大胆な転換を図る前には、十分な意向確認が必要であり、あらゆる可能性を念頭に置いて、新たなまちづくりの在り方の検討を行っているところでございます。
一方、南吹田駅周辺の大きな魅力は、大阪都心部へのアクセスのよさ、交通利便性と言えます。駅が開業し、長年の懸案だった阪急、JR線路による地域分断も解消されたことで、この地域のインフラ環境は大きく改善されました。
その結果、不動産売買がこれまでになく活発に行われ始めているともお聞きをしております。
今後、住宅が集積すれば、商業施設も開業し、良好な居住エリアとしての魅力が醸成されてくるであろうことは間違いない、そのように考えております。

市長も触れておりましたけど、ここの二つに関しては、課題はやっぱりたくさんあるのかなという気はしております。

各所管の職員の皆さんは、一生懸命に取り組んで頂いている事と思いますが、成果としてなかなかあがって来ていないように感じる状態であります。
吹田駅周辺のグランドデザインは、あくまで案の1つといったところで、とにかくやってますという感じを演出するために作られた感じがぬぐえません。

市長はアレやりますコレやりますと公言しておりますが、もともと既定路線上にあった政策ばかりで、これを市民と約束し、約束を果たすことは当然の責務であります。
しかし、先ほど挙げた2点以外についても、「取り組んだからとりあえずOK」「とりあえず手をつけたからOK」といった屁理屈では約束を果たしたとは到底言えないのではないでしょうか?

もともと既定路線にあった100項目について、本当に吹田市にとって必要なことだとお考えであるなら、4年間ありましたこの任期中に、完遂できなかったとしても、着地点が見える所まで遂行すべきであると考えます。

現時点で自身を過大評価されることなく、また自己満足に浸らずに、残り任期しっかりと取り組んでいただきますようお願い申し上げます。

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