静岡県 川勝知事の失言連発:職業差別発言から辞職表明?

まずは記事をわかりやすく説明

静岡県の川勝平太知事が、新人職員への訓示で、職業差別とも取られかねない発言をしたことが波紋を呼び、批判が殺到しました。川勝知事は「県庁はシンクタンクであり、野菜を売ったり牛の世話をする仕事とは違い、知性が高い人たちの集まりである」と述べました。この発言が職業差別ではないかとの指摘があり、批判が集まりました。その結果、川勝知事は辞職する意向を表明しました。

記者会見では、職業差別の意図はなかったとしつつも、不愉快な思いをさせた方がいれば謝罪し、自身の言葉が誤解を招いたとの認識を示しました。また、メディアの質の低下も指摘し、今回の騒動に対する見解を述べました。

川勝知事はこれまでも、不適切な発言を繰り返しており、リニア中央新幹線に対する態度でも注目されています。静岡県内の着工を認めず、2027年の開業を断念させるなど、静岡県知事として独自のスタンスをとってきました。

高村は思う

川勝知事の一連の行動は、彼が常にメディアの注目を集めるような失言を繰り返しているという印象しかない。発言に対する彼の説明や謝罪もありましたが、根本的に他人の気持ちを考慮していない、もしくは理解していないんでしょう。
過去にもたくさんありましたが、今回の職業差別に関する発言も、決して許されるべきではありません。
川勝知事のこのような態度は、公人としての自覚や責任感に欠けていると感じます。
リニアの件もそうですが、静岡県がというか静岡県知事が日本の成長を阻害しているように感じる…。

川勝知事過去の批判を受けた発言・行動

2021年10月23日、川勝平太氏が山﨑真之輔氏の応援演説中に御殿場市を「コシヒカリしかない」と述べ、批判を受けた。謝罪を拒否し、後日「誤解だ」と主張。しかし、静岡県内外からの批判が高まり、給与返納の動きがあったが、最終的には返上されず。2023年7月、川勝氏は給与とボーナスの返上意向を表明したが、不信任決議案は否決された。【引用: 静岡新聞】

2024年4月1日、新規採用職員向け訓示での「県庁はシンクタンク(政策研究機関)だ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」という発言が職業差別として批判された。川勝氏は翌日、「職業差別は皆無」としながらも、2024年6月での辞職を発表。【引用: 静岡県庁】

その他にも…

田代ダムやリニア工事への対応差、学問の自由に関する菅義偉氏への批判、自らのコロナワクチン接種拒否の正当化など、多岐にわたる批判を受けている。
2023年5月、JR東海へのボーリング調査中止要求など、静岡県と山梨県との水問題に関して発言。誤解を招く発言が後を絶たず、反省を示す場面も。【引用: 静岡県議会、JR東海】

日本航空との運航支援金問題、静岡市長との対立、県内の広域的な行政課題における発言など、川勝氏の県政運営に関わる様々なエピソードが記録されている。【引用: 静岡新聞社】

※当記事のアイキャッチ画像はNHK公式WEBサイトより引用

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