「等」という言葉が多くてちょっとわかりにくいかな。笑
「災害時等における施設等の提供等に関する協定」の締結について
避難所における「3密」を避ける等の対策として、可能な限り多くの避難スペースを確保するために、市内のホテル2社と下記のとおり協定を締結しましたので、御報告いたします。協定先
・ホテルクライトン江坂(吹田市豊津町140)
・南千里クリスタルホテル(吹田市津雲台1丁目2-D9)協定内容本協定は、吹田市内において災害が発生(発生するおそれがある)場合において、ホテルの客室及び宴会場等を利用、入浴及び食事の提供等の必要な事項を定め、要配慮者等の受入れや避難スペースの円滑な確保と運営を行うものです 。
という事です。
災害時に避難所を開設し、そこに来られた方で基礎疾患のある方や妊婦さんなど、新型コロナウイルス等の感染症の影響を受けやすい方を、市が別の場所へ振り分ける先を協定締結済みのホテルに振り分ける事になるそうです。
決して新型コロナウイルス陽性者・罹患者を受け入れてもらうというものではありません。
そして、「避難スペース」という事です。「避難所」ではありませんので、避難の際に上記のホテルに直接行っても受け入れはおこなっておりませんので、お間違え無いようにお願いします。
もともと国が示されていたのは避難場所として、1人2㎡必要とされていたのですが、新型コロナウイルスの影響でソーシャルディスタンスの確保という観点から、倍の1人4㎡確保することとなりました。(新型コロナウイルス等の感染症が落ち着けばまた変わるかもしれませんが)
市内には135か所の避難場所があり、8.6万人の避難が可能となっておりましたが、1人4㎡となると市が想定している5万人の避難が困難であることから、こういったホテルの協力をお願いするに至ったという事で、これは本市に限らず全国的にこのような動きになっているようです。
しかし、災害時には避難場所に行くことも難しい場合や、浸水などはマンションだと高さの利があり、別の場所に避難しないという避難もあるかと思います。
それぞれの立地等にあった個々の避難の仕方があると思いますので、日頃から災害時の避難の在り方について想定しておいた方がいいかと思います。