先日の議会(2019年7月定例会)におきまして、私の個人質問の中で「JR貨物所有地について」を以下の通り質問しました。
ここに何ができるかによって、全体のイメージに大きく関わってきます。
しかし何もできないままでいると、健都のまちを左右で分断し、一体感を損なったままであります。
市の所有地では無いにしても、提案は積極的にかつ継続的に行っていくべきであります。
必要であれば外部の専門家や、コンサルティングなどと一緒にコンセプトがぶれない形で、魅力あふれる一体感のある街づくりに向けて、スピード感をもって取り組むべきであります。
そして2019年9月3日、健康医療審議監より以下の通り、報告がありました。
北大阪健康医療都市(健都)2街区における日本貨物鉄道株式会社による本格開発検討の結果について(御報告)
平素は、本市行政の推進に格別の御高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、北大阪健康医療都市(健都)2街区の日本貨物鉄道株式会社所有地につきまして、平成30年(2018年)12月より同社にて本格開発の検討に着手され、開発提案募集を行われましたが、別紙のとおり採用に至る提案がなかった旨の報告がありましたので、御報告いたします。
なお、当該地の活用につきましては、引き続き、日本貨物鉄道株式会社と協議のうえ、検討してまいります。
との事です。
「別紙」には、日本貨物鉄道株式会社からのものでございまして、37社に対してコンペによる提案募集を行ったところ、3社から提案があり34社が辞退された。
提案があった3社につきましても、事業採算性などを考慮した結果、採用に至る提案がなかったという事でした。
また振出しに戻る形となりました…。
大きな土地であるため、採算性を考え健都のテーマにちなんだ事業というのは難しいです。
しかし、広大な土地だからこそ健都のイメージに大きく影響します。拙速は良くありませんが、早く方向性を示すものが欲しいですね。