デジタル教育の可能性とリスクのバランスとは…

デジタル端末やデジタルリテラシーに関する資料を読み漁っていたら、この記事2023年の10月にはすでに記事で出ていたんですね。最近の事と勝手に思ってました笑

まずは記事をわかりやすく要約

スウェーデンでは、教育のデジタル化を国を挙げて推進してきましたが、基礎学力の低下が問題視され、教育現場では再び紙の教科書や手書きを重視する動きが広がっています。
2022年10月に発足した中道右派連立政権では、教育大臣がデジタルデバイスの使用に批判的な姿勢を示し、幼児教育でのデジタルデバイスの導入義務を撤回する方針を発表しました。
スウェーデンの子供たちの読解力が低下していることが国際的な調査で明らかになり、デジタル化が学習に及ぼす影響について再評価が求められています。これに対し、カロリンスカ研究所はデジタルツールの使用が学習能力を低下させる可能性があると指摘し、ユネスコもデジタル学習ツールの急速な導入に懸念を示しています。

高村は思った

デジタル化による教育の変革は、確かに記事の中にあるようなリスクを伴いますが、正しいリテラシー教育と適切な活用について、教育できていないのではないかと思います。
現代社会では、デジタル技術が生活のあらゆる面で重要な役割を担っており、子どもたちにとってデジタルリテラシーは必須のスキルと言えます。
しかし、スウェーデンの例のように、デジタル化が基礎学力の低下を招くとの指摘は無視できません。これはデジタルデバイスそのものの問題ではなく、使用方法や教育への組み込み方に課題があるのではないかと考えられます。

デジタルデバイスを活用した教育が、伝統的な学習方法を補完し、学びの質を高めるためには、生徒だけでなく教師も正しいリテラシーを身につけ、効果的な指導法を学ぶ必要があります。

デジタルデバイスの批判的な見方を示す保守的な意見には、時代遅れな側面がおおきくあります。たとえば、国会で議論された「議場でのデジタル端末の使用は品位に欠く」とする見解は、情報のアクセス性や効率性を無視した古い価値観に基づくものです。教育においても、デジタル技術を一概に否定することなく、その可能性を最大限に活かしながら、リスクを管理することが求められます。

デジタル化は、教育のあり方を根本から見直す機会と捉えるべきでしょう。
これを機に、教育内容だけでなく教育の方法論も更新し、21世紀の社会に適応する力を子どもたちに育てることが重要です。デジタルデバイスの適切な利用が、学習効果を高め、生徒たちの可能性を広げる道を開くことを期待します。

あと、ひとつ言いたいのは、今のデジタルネイティブの学力は、昭和におけるレガシーな学力のものさしとは違う次元で測らなくては噛み合わないと思う。
昨年受けた大阪府市議会議員研修会において、講演で「ギガスクールのもたらす学力低下」なる話がありました。
偏った考えがあっても当然かとは思いますが、話す方も聞く方も、客観的な立場で将来を見据えた判断をしなくちゃいけないんじゃないかなぁ。

※アイキャッチ画像:David Keyton / AP Photo

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