新型コロナウルイス感染症に係る緊急事態下にあって、大きな影響を受けている市民生活や事業活動を支えるため、緊急的なアクションプランとして8つの取組を進めるとの事です。
総額は28億円となっており、吹田市独自としては18億円となっております。
来週に臨時会が開催される予定となっております。内容は以下の通りでございます。
1.市民生活への支援
(1)子育て世帯に臨時特別給付金1万円を支給 [4.93億円]
0歳~中学生の児童1人当たり1万円を支給。6月中旬支給をめざす。
対象人数:約47,000人(児童手当の本則給付受給世帯)
※ 国庫補助 10/10 ※国補正予算第1号
(2)ひとり親世帯(児童扶養手当受給世帯)に5万円を支給 [吹田市独自 9,200万円]
5月下旬支給をめざす。対象世帯:約1,800世帯
※1 所得制限があり、低所得のひとり親世帯が対象となります。
※2 児童扶養手当ではなく遺族年金を受け取っているひとり親へは支給されません。
※3 生活保護受給のひとり親世帯は、コロナの影響で収入が減っても、生活保護費でまかなわれる仕組みとなるため支給されません。
(3)未就学児の給食費を3月まで無償化 [吹田市独自 4.88億円]
・認可保育所、認定こども園、幼稚園
3歳~5 歳の給食費を月額上限6,000円まで無償化。5月分からの開始をめざす。
1人当たり最大66,000円の軽減(11か月分) 対象人数:約10,500 人
・杉の子学園、わかたけ園
1歳~5歳の給食費を無償化。5月分からの開始をめざす。対象人数:約110人
1人当たり最大88,000円の軽減(11か月分)
※ うち0.8億円は歳入減
(4)小学生の給食費を3 月まで無償化、中学生は半額に [吹田市独自 8.93億円]
・市立小学校
給食費の無償化。5月からの開始をめざす。1人あたり最大41,000円程度の軽減(5月から給食再開の場合)。対象人数:約21,000人
・市立中学校
選択制で1食340円の給食費を半額の170 円に。6月分からの開始をめざす。
(5)国民健康保険・後期高齢者医療制度加入者に傷病手当金を支給 [294.9万円]
感染(疑い含む)により仕事を休んだ被保険者に、受け取れなかった給与等の2/3相当額を支給(後期高齢者分は受付事務を実施1)。
1月分から(9月分まで)。5月受付開始をめざす。
※ 府補助10/10
2.事業活動への支援
(1)中 小企業・個人事業主に休業要請支援金を支給 [5.5億円]
府の休業要請等に対応している事業者に支援金を支給。府の取組に協調。
※府で制度設計中
・中小企業・・100万円
・個人事業主(フリーランス含む)50万円
※ 府で制度設計中
※ それぞれ府・市が1/2ずつ負担
(2)府制度融資(セーフティネット保証)の信用保証料を補助 [吹田市独自 1.2億円]
既に融貪を受けた場合など、国による補助(5月以降想定)の対象外となる事業者に補助金を支給。
5月受付開始をめざす。
保証料の10/10(上限20万円 × 600件)
(3)飲食店のデリバリーの取組を支援 [吹田市独自 0.4億円]
配達や出前に取り組む小規模飲食店に経費の一部を補助。5月受付開始をめざす。
・初期費用(自転車購入等)の3/4(上限10万円)× 100件
・デリバリー代行事業者の利用手数料等の3/4(上限10万円 × 3か月)x 100件
※この他、新型コロナウイルス感染症に関連するさらなる対策に備えるため、予備費の増額も検討するとの事です。