本日、ちょっとしたご縁で、Googleさんの渋谷オフィスを訪問させていただきました。
ご一緒したのは、同僚の川田ひさし議員。
渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ストリーム」の中にあるGoogleオフィスは、外観からしてスタイリッシュ。
4階以上がすべてオフィスフロアで、最上階はなんと34階。まさに“渋谷のランドマーク”というにふさわしい存在感です。(ちなみにこのビル近くに他のIT企業が集結している感じです。)
エントランスから置かれている備品、インテリア、テクノロジーに至るまで、すべてが洗練されていて、いちいちオシャレでした。
そもそも入口がパビリオンのような雰囲気で田舎者の僕にはちょっと場違い感がありました。笑
受付付近には、東京オリンピックで使用された聖火リレートーチの現物も展示されており、運良く手に取らせて頂きました。
さらに、社員専用のカフェやランチスペースも充実。
食事のクオリティはもちろん、空間としての居心地の良さにも感心させられました。
まさに「働き方の未来」を体現した環境です。
今回の訪問に際し、我々のために特別にご準備いただいたスライド資料も大変勉強になりました。
Google全体で約16万人のスタッフが働いており、日本国内だけでも約4,000人。年間売上はなんと46兆円規模。数値を聞いただけでも、企業としてのスケール感に圧倒されます。
中でも心に残ったのが、Googleの根幹にあるマインドセットや組織文化です。
「10X思考」——現状の10倍を目指す発想
Googleでは、既存の延長線ではなく「10倍の成果」を目指すという思考法「10X(テンエックス)」が重視されています。
これは単に大きな目標を立てるという意味ではなく、課題を本質から見直し、抜本的な解決策を考えるというアプローチだったかなと思います。
行政においても、制度疲労や慣習的な枠組みにとらわれすぎると、大胆な変革は難しくなります。
だからこそ、この「10X」の視点は、政策や市政運営においてもヒントになると感じました。
「3-6-1の法則」——サーロイン(361)の法則
え?牛肉の部位?
ちゃいます 笑
実際には、もともと観光事業やデジタル施策における理想的なリソース配分を示す法則です。
この法則では、予算や人的リソースの配分を以下のようにするべきとされています。
- コンテンツ開発:30%
- プロモーション:60%
- 効果検証:10%
すなわち、「作る:届ける:測る」を3:6:1の比率で進めるのが、成果を最大化するためのポイントというわけです。
デジタルマーケティングの世界では、すでに多くの企業や一部の自治体がこの考え方を取り入れており、今や業界の常識に近い存在になっているそうで、行政では意識しているとは思えないですね。
私の感覚では、行政の予算や人的リソースは
- コンテンツ開発:87%
- プロモーション:3%
- 効果検証:10%
こんな感じのような気がします。あかんやん💦
「うまく失敗する」——リスクを恐れず、学びを得る文化
そして何より感銘を受けたのが「うまく失敗する(Fail well)」という言葉。Googleでは、失敗を責めるのではなく、それを活かして次にどうつなげるかを重視します。
民間企業では当然のように行われているこの考え方も、行政ではなかなか根付きづらいのが現実。しかし今後、変化の激しい時代にあっては、トライ&エラーを前提とした柔軟な行政運営が必要だと痛感しています。
短時間の訪問ではありましたが、非常に刺激的で充実した時間でした。
お忙しい中、ご案内くださったお二人のスタッフさん(←お二人ともとても気さくでメチャクチャ良い人!)、そして関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
このような場に足を運ぶことで得られる“生きた知見”は、市民の皆さまに還元できるよう、今後の活動にしっかりと活かしていきます。







