本日、全員協議会室にて開催された「市議会議員研修会」に参加いたしました。
今回の研修テーマは、「市議会におけるハラスメント防止について」という極めて重要な内容でした。
講師としてお越しいただいたのは、昨年も講師を務めていただきました大阪弁護士会に所属されている、弁護士法人第一法律事務所の加納淳子先生です。法的な観点からの丁寧な解説に加え、実際の事例や社会の変化を踏まえた実践的なお話があり、参加者一同、深く学びを得る機会となりました。
ハラスメントは単なる不適切な言動ではなく、「人格権」や「個人の尊厳」を著しく損なう人権侵害であります。
そして、それにより発生する被害が、当事者のみならず、組織全体、ひいては市民社会にまで波及する深刻な問題であると思います。
特に議員という立場は、公の場での発言力や影響力が大きい分、無意識のうちに人を傷つけたり、不快な思いをさせたりするリスクも高くなります。
だからこそ、自らの言動を客観的に見つめ直し、日々の行動に対して謙虚であり続けることの大切さを再認識しました。
民間企業ではすでにハラスメント対策が制度化されて久しく、具体的なガイドラインや通報体制も整備されています。一方、議会という場においては、制度設計や意識改革がまだ発展途上の部分もあります。
このような状況だからこそ、まずは私たち議員自身が率先して「安全で安心な職場環境とは何か」を深く理解し、その実現に努めることが求められているのではないでしょうか。
私はこれまで、民間企業で経営者として組織運営に携わってきた経験があります。
その中で、健全な組織文化を築くためには、明確なルールと、誰もが声を上げられる仕組みづくりが不可欠であると感じてきました。
その知見を、今後は議会運営にも応用し、市民の信頼に足る議会活動を継続してまいります。
今回の研修は、ハラスメントを「自分とは無関係な問題」として捉えるのではなく、「自分の問題」として考えるための大きなきっかけとなりました。
これからも、他者への敬意を忘れずに、公正・透明な議会づくりを目指して取り組んでまいります。

