食事とは栄養だけでなく、人とのつながりを育てる時間でもあることを思い出させてくれます。

記事の説明
大阪府泉佐野市で始まった「こども朝食堂」は、始業前の小学校で児童に無償で朝食を提供する先進的な取り組みです。週2回の頻度で実施されており、今年の秋には市内全13校に拡大される予定です。この施策は、地域住民が市長に要望したことで実現され、市の想定を超える児童たちが利用するという盛況ぶりを見せています。
提供される朝食の内容も充実しており、例えばある日には、夏野菜チキンカレーにミニトマトとバナナがついたメニューが振る舞われました。長南小学校では、約15%の児童が参加し、食事を通して異なる学年の子どもたちが交流しながら朝のひとときを楽しんでいる様子が見られます。子どもたちからは、「友達と食べると楽しい」「エネルギーが湧いてくる」といった声があがり、学校生活のスタートにポジティブな影響を与えていることがうかがえます。
教育現場では、こうした朝食の習慣化が子どもたちの健康と学習意欲に好影響を及ぼすとされており、校長先生からも「笑顔で元気に教室へ向かう様子はありがたい」と肯定的な評価が寄せられています。
高村の考え
朝食の栄養面や規則正しい生活習慣の支援ももちろん重要ですが、私が特に注目したいのは、子どもたちが「友達と一緒にご飯を食べることが楽しい」と感じている点です。
これは単なる食事支援だけではなく、社会的な居場所の提供とも言えるんじゃないでしょうか。
家庭での食事が十分に取れない環境の支援策として「こども朝食堂」があるのはもちろんですが、それだけでなく、友達や別の学年などとのコミュニケーションの場として機能していることが、非常に価値のあるポイントだと考えます。
特に、最近では子どもたちの孤立が問題視されることもある中で、「一緒にご飯を食べる楽しさ」が自発的な参加を促し、心理的な安定感や自己肯定感にもつながっているのではないでしょうか。
子どもたちの育ちを支える視点を持ち、食事を「栄養摂取の場」だけでなく「交流と育成の場」として再定義することは、何かヒントになる気がします。
とてもいい例ですね(^^)