2.2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)について
期間中、国内外から沢山の人々が来場予定である大阪・関西万博。
開催地である大阪にとって、地域の魅力を世界に向けて強く発信するとともに、国内外との交流を深めることで、大阪のプレゼンスを一層高める絶好の機会であります。
大阪の人々は、“元気、活気がある、勢いがある”と形容されることが多く、このような大阪の自由闊達で進取の気性に富んだ、人々のエネルギーを結集し、今回の万博のテーマである「いのちの輝き」から想起される、鼓動・高揚・躍動を体現する「祭」をキーワードに、会期中の春・夏・秋の3期にわたり、会場内各所の催事場で、多彩な催事が展開されます。
これらの催事を「大阪ウィーク」として位置付けることとし、実施にあたっては府内の市町村が連携し、歴史的背景や価値観が異なるコンテンツを融合させたイベントや、史上初となる大規模な催事などにも挑戦する事になっております。
また、各催事を通して来場者に、楽しみながら「大阪」を体感してもらうとともに、府域の自治体と来場者が一体となって「地域の絆」「世代の絆」「世界の絆」を紡ぐ、未来を動かす一歩となる、後世に残る催事の実現をめざすものであります。
さて、この大阪ウィークに対する、吹田市としての関りについて、現状の報告を願います。
都市魅力部長
大阪ウィークは「祭」をテーマに、開催期間中、春、夏、秋の3期にわたって、大阪府内各所の魅力を国内外に発信するものでございます。
本市からは、屋外会場でだんじりが春に、山田権六踊りは夏に出展・出演する予定で、現在、各団体と調整しているところでございます。
また、屋内会場では、吹田の名産物である吹田くわいの出展を夏に予定しております。
以前、議会でも私からだんじりや山田権六踊りについて質問・提案したことが、現実的となりつつある事に、深く感謝申し上げます。
しかし、同イベントに対して、本市の情報発信が足りないと感じますが、広報に関して消極的な理由と、今後についてお聞かせ願います。
都市魅力部長
大阪ウィークに係る広報につきましては、全体調整を行っている大阪府市万博推進局から詳細情報が公表されておらず、本市といたしましても、いかんともし難い状況でございます。
来場予約が開始される10月中旬頃には、イベント詳細が公表されると聞いておりますので、引き続き情報収集に努め広報を行ってまいります。
吹田の歴史や魅力を世界にアピール・発信する絶好のチャンスでありますので、関係団体の出展や参加に係る経費・費用については、惜しみなく予算つけてください。
また、府の方とも予算措置について、ご協議頂けたらと思います。
吹田市をあげて盛り上がっていければと思いますので、市長をはじめとする関係部局の皆様には強く要望しておきます。