ちょっと今回は色々考えさせられることがあり、自分の頭の整理もかねて以下綴ります。
「生成AIを使う=何も考えていない」ではありません
生成AIに対する私の使い方と、責任の置き方について今回考えてみました。
最近(というかこの年末から正月の期間)、
「高村は生成AIを使っているから、何も考えていない」
そんな声を頂きました。(ごくごく少数の方からですが💦)
正直びっくりしました。
でも同時に、これって曖昧なままにしておくのは違うとも思いました。
ですんで今回は、私が生成AIをどう使っているのか、どこに線を引いているのか、
そして、どこに責任を置いているのか、これを、きちんと書きたいと思います。
AIを使う事への賛否があるのは当然です。
だからこそ、逃げずに説明したいと思います。
以下5項目に分けて私の考えを示しておきます。
1.いきなり結論から言います
生成AIは「思考の代わり」ではなく「整理の補助」です。
私は生成AIを、文章の下書きや論点整理、説明を分かりやすくするために使うことがあります。というか結構使います。
ただし、ここははっきりさせておきます。
・結論はAIが決めません
・判断は私がします
・責任は、すべて私が負います
生成AIは、例えるなら「速く書けるペン」や「整理が得意な秘書」のような存在です。
何を書くか、何を問い、何を優先するか。
それは最後まで人間の仕事です。少なくとも、私はそう使っています。
2.「AIを使う=考えていない」という考えも理解しています
批判される理由は、正直よく分かります。大体以下のものです。
・事実と違うことを言うことがあるじゃないか
・著作権や情報漏えいへの不安はどうなんだ
・便利すぎて、人が考えなくなるのではないのか
どれももっともです。
だから私は「使うか使わないか」ではなく、どう使うかを重視しています。
3.私が守っている運用ルール
ここを守らないなら、生成AIを使う意味はないと思っています。
一次情報が最優先
特に議会で扱う内容は、必ず「議案書」「参考資料」「予算書」「決算資料」「行政資料」「統計」「公的データ」「現場での確認や聞き取り」が主なものです。
こうした「一次情報」が土台です。
AIは、その整理と伝え方を助けるために使っています。
数字・固有名詞・制度は必ず原資料で確認
AIは、ここを平気で間違えます。油断できません。
だから必ず元(資料等)に戻って確認します。
ここをサボるなら、むしろ危険ですね。
「AIが言っていた」は根拠にしない
根拠は、資料と事実のみ。
「AIがこう言っているので」は使いません。
そもそもAIが出してきた判断はブラックボックスになっていて、そもそも責任が曖昧になるからです。
機密・個人情報は入力しない
便利さより、守るべきものを優先します。
これは言うまでもなく絶対です。
4.生成AIを使う目的
手を抜くためではなく、時間を生むためであると思っています。
文章作業を短縮できれば、その分、他に時間を使うことができます。
・現場に行く
・職員さんに聞く
・資料を読み込む
・市民の声を拾う
・議論の設計を深める
議会質問で考えると、こうした本質的な部分に時間を使えますね。
私は、楽をするためにAIを使うことももちろんありますが、活用にあたっては注意すべき点を踏まえますし、そもそも
議論の質を上げるためにAIを使っているわけであります。
5.「考えているかどうか」は、道具ではなく中身で判断してほしい
もし私が、根拠の薄い話をし、現場を見ず、薄い質問しかしないなら、そのときは「考えていない」と言ってください。
前段までに示してきたことですが、AIに吐き出させた内容でも、どうしよーもないニセモノやゴミが発生するのは事実で、それを考えもせずに使用することは、まさしく「考えていない」証拠です。
でも、根拠を示し、矛盾を指摘し、改善策を提案し、責任ある言葉で説明しているなら、「高村は考えている」と言ってほしいです。
AIのポテンシャルや範囲を理解し、自身もしっかりと考えて使用すれば、おのずと内容は深まるものと思っています。
ですので、道具で決めつけるのではなく、中身で評価してほしいと思っています。
ということで、最後に…
自分で書いてて気づいたのですが、透明性を上げ、疑念が生まれにくい運用が必要なんだと思いました。
疑念が出るなら、私の側にも改善の余地があります。
だから今後は、
・根拠資料の明示をする
・事実と意見を分けた書き方をわかるように
・思考のプロセスの可視化
こうした「見える化」を、できる限り意識して示していきたいと思います。
批判があるのは当然です。
でも、正面から受け止め、より良い形にしていきたいと思います。
これからも、遠慮なくご意見ください。
そして私は、逃げずに説明し続けてまいります。