調査研究広報滞在費はフルオープンにすべきでは?地方議員の視点から考える政治の透明性

「維新の議員の報道」をきっかけに、政治資金の透明性について考えました。地方議員として、国会議員の“調査研究広報滞在費”も1円単位で公開すべきだと思います。

先日私自身が当ブログで記事にもしましたが、しんぶん赤旗が、日本維新の会の国会議員に関する「調査研究広報滞在費(旧・文通費)」の使途について、センセーショナルな報道をしています。

しかし、私の考えとしては——
維新はこの「調査研究広報滞在費」の収支をフルオープンにしているからこそ、こうした問題が表に出てきたのだと思います。
一方で、他党の国会議員さんの多くは、いまだに詳細な収支を公開していません。(国民民主党さんは自党で決めた期限には間に合っていませんが公開しているみたいです。)
だからこそ、「見えていない問題」が他にもあるのではないかと感じます。

もちろん、今回のようなお金の流れは、外形的に見れば決して好ましいものではありません。
違法性がないとしても、政治家として適切かどうかという視点は大切です。
それでも、少なくとも維新の議員は、収支を公開しているからこそ検証が可能になっているわけです。

SNSなどでも「適法でも政治家としてダメ」という意見を多く見かけますが、私は「そもそもオープンにしていない政治家はどうなのか?」とも思います。
やましいことがないなら、全ての国会議員さんが収支をフルオープンにするべきではないでしょうか。

地方議員には「政務活動費」という制度があり、1円単位で記載し、公開することが義務づけられています。
国会議員さんの「調査研究広報滞在費」についても、同じように透明性を高める仕組みが必要だと感じます。

今回の件は、特定の議員や政党を攻撃するためのものではなく、むしろ国会全体の制度を見直す契機にするべきだと思います。
透明性の確保こそが、政治への信頼を取り戻す第一歩だと、地方の末端議員として強く思います。

この投稿について、「え~事言うなぁ」と思っている人が多いみたいですね。参考にします!(^^)
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