教育を語るなら、まず現場に触れてみることが大切かもしれません。
記事の説明
兵庫県尼崎市立潮小学校で、地域の大人たちが一日小学生として学校生活を体験するというユニークなイベントが2025年9月25日に開催されました。
これは、尼崎市が2023年度から始めた取り組みで、地域住民に学校教育の現場を実際に体感してもらうことで、教育に対する理解や関心を高めることを目的としています。
今回参加したのは、30代から70代までの18人。彼らは児童とともに登校し、朝の会から授業、給食、校庭での昼休み、そして最後の感想文発表まで、丸一日を小学生として過ごしました。
授業では、国語や、2020年度から必修化された英語の授業などを受け、普段児童たちがどのような学びをしているのかを直に体験しました。
この体験型プログラムは、単なる見学ではなく、大人が当事者として子どもたちと同じ時間を共有する点に特徴があります。
また、コミュニティ・スクール(学校運営協議会)の活動を知ってもらう機会にもなっており、地域と学校のつながりを深める試みとして注目されています。
市の担当者も「現在の小学校が自分たちの時代とどう違うのか知るには、体験するのが一番」と語っており、今後は他地域への展開も視野に入れています。
高村の考え
おもしろい取り組みですね。
単に話を聞くだけ、資料を読むだけではなく、大人が自ら「小学生として一日を過ごす」、いいですね。
私たち大人が「今の学校教育」をどう理解しているかといえば、実際は記憶にある“自分たちの時代”のイメージで止まってしまっていることがほとんどではないでしょうか。
しかし、時代と共に教育は常に進化しています。
教科の内容、教え方、学校生活のあり方、児童との関わり方、すべてが時代に応じて変化している。
だからこそ、こうして“体験”という手段で現場に足を踏み入れることは、教育に対する理解を深めるだけでなく、地域の学校に愛着を持つ第一歩にもなるのかもしれません。
大人が子どもの目線に立って“体験する”ことこそが、本質的な教育支援の第一歩になるかもしれませんね。