本日、2025年大阪・関西万博のアリーナ会場にて「大阪ウィーク」の2日目が開催されました。朝方まで降っていた雨もなんとか止み、無事にイベントがスタート。吹田市「西奥町」のだんじりも、多くの子どもたちと一緒に、観衆の注目を集める中、ステージ前の中央で堂々と披露されました。
このだんじりは、単なる祭礼の飾りではなく、地域の伝統と絆を象徴するもの。子どもたちがそれを曳き、舞台で演じる姿は、まさに未来へのバトンリレーのようでした。特に西奥町のだんじりは、歴史的価値を感じさせる木の質感と、やや控えめな飾りが特徴的で、他の華やかな電飾型とは異なる落ち着いた風格がありました。
一方で夜の部では、予定より時間が押してしまい、残念ながら吹田市の出番は割愛されることに。他の出演自治体が時間を守ってくれれば…と少しばかりの悔しさもありましたが、これもお祭りという生きた文化の一端なのでしょうか。祭りには想定外もまた魅力のひとつでなんでしょうかね。
とはいえ、連日の行事に体力的にはかなり厳しい部分もありましたので、結果的にはちょうど良い区切りだったのかもしれません。火入れ・点灯式では、すべてのだんじりが幻想的な光を放ち、一部デコトラのようなだんじりもありましたが笑、とても美しい光景でした。
昨日からの濃密な時間は、疲労感以上の充実感をもたらしてくれました。吹田の子どもたちにとっても、忘れられない貴重な経験になったことでしょう。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
明日は、だんじりを高浜神社へ戻す予定です。




