今朝もカラスの鳴き声で目を覚ましました。朝の静けさを破るあの独特な鳴き声には、もう慣れてしまった感もありますが、それでもやはり不快なものです。
ふと思い出したのは、ちょうど5年前のこと。X(旧Twitter)にも投稿しましたが、商店街を少し歩いた先にあるたこ焼き屋の前で、カラスが群がっていたのを目撃しました。一羽が弁当の容器を漁った瞬間、他のカラスが一斉に集まり、餌の取り合いが始まりました。残念ながらその場面は映像に残っていませんが、羽ばたきと鳴き声が入り乱れる激しい喧嘩が繰り広げられ、生ごみを奪い合う様子は衝撃的でした。
今朝もカラスに起こされました。
— 高村まさとし 吹田市議会議員 (@win2pro) May 4, 2020
商店街の方を少し徘徊すると、たこ焼き屋さんの前に沢山群がってました。
一羽が弁当の容器を出した瞬間にさらに群がって、映像に残ってませんがかなり激しい喧嘩をして生ごみの取り合いも…。
辺りは糞害が凄く、住民は毎日憤慨しております。 pic.twitter.com/fgepSTYiUf
そして今朝もまた、同じような光景が繰り返されています。辺りはカラスの糞で汚れ、商店街の方々や住民の皆さんからは、以前と変わらぬ強い憤りの声が聞こえてきます。
この状況を放置してはいけません。けれども、現実には有効なカラス対策がなかなか見つからないのが悩ましいところです。自治体としても、ネットや超音波装置などの対策が試みられてきましたが、効果は一時的で、根本的な解決には至っていません。
カラスは非常に賢く、学習能力も高い生き物です。そのため、一時的な対策ではすぐに見破られてしまうのです。今こそ、地域と行政が連携し、衛生管理の徹底やごみ出しのルール見直し、さらには住民の意識改革まで含めた、持続可能な仕組みを再構築する必要があります。
吹田のまちが、誰もが安心して暮らせる環境であるために。私たち一人ひとりの行動が、その第一歩になるはずです。