警察署の番号でも安心できない特殊詐欺の新手口に要注意

まさかの警察署の番号が詐欺に悪用されているとは驚きですね。

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記事の説明

警視庁が発表したところによると、最近、スマートフォンの着信画面に実在する警察署の電話番号が表示されるという特殊詐欺の手口が急増しているとのことです。
特に「新宿署の電話番号(03-3346-0110)」からの着信として詐欺電話がかかってくるケースが目立ち、同署には1日あたり約100件もの問い合わせが寄せられていると報告されています。

犯人たちは警察官や署員を名乗り、「あなたの口座が悪用されている」「共犯者があなたの名前を挙げている」などと不安を煽り、金銭をだまし取ろうとする巧妙な話術を駆使しています。
また、表示される番号は警視庁の代表番号(03-3581-4321)や他の警察署の番号であることも確認されており、信憑性を持たせて被害者を信じ込ませる意図が伺えます。

なお、現在のところ、なぜ本物の警察署の番号が着信画面に表示されるのか、その技術的な仕組みは明らかになっていません。
警視庁は、電話に出てしまった場合は会話を続けるのではなく、「折り返し電話をするので、名前や担当部署、内線番号を教えてください」と尋ね、一度通話を切ってから警察署に確認するよう市民に注意を促しています。

高村の考え

みなさん、これは本当に注意が必要ですね。
特に警察署の番号が表示されるとなると、多くの方が「本当に警察からの電話なのだ」と信じ込んでしまいがちです。
しかし、今回のケースのように、表示される番号だけでは発信元が本物かどうか判断できない時代に突入しています。

技術的な側面で見ると、いわゆる「スプーフィング」と呼ばれる技術が関係している可能性が高いと推測されます。
(※ スプーフィング:第三者がコンピュータ、デバイス、またはネットワークを使用して、正規の人物になりすまし、他のコンピュータネットワークを不正に利用するサイバー攻撃のこと)

これは発信者番号を偽装して、任意の電話番号を表示させることができる技術で、海外から違法に使用されるケースが多く報告されています。
IP電話やVoIPの普及で、従来より容易に悪用できる環境が整ってしまっているのも事実です。

行政や警察だけに防止策を任せるのではなく、私たち一人ひとりが「電話番号=信用」と短絡的に考えないことが最も重要です。
記事にもあるように、冷静に対応し、「では折り返します」と伝え、正式なルートで確認を取ること。
これが最大の防御策なんでしょうね。

吹田市においても、同様の詐欺が今後発生しないとは限りません。
地域で注意喚起を徹底し、高齢者の方々に特に周知を進めることが大切だと感じます。
私としても、地域の安全を守るため、行政と警察の連携をさらに強化し、デジタル技術の正しい利用啓発にも注力してまいります。

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