大阪でも連日の猛暑が続いており、市内では数多くの熱中症による救急搬送が報告されています。
総務省消防庁の2024年速報値で、GWの4/29から6/末までの大阪府全体で、既に567人が熱中症で搬送されているとの事。
吹田市などでも「熱中症特別警戒アラート」が発表され、特に高齢者や乳幼児などの脆弱な人々に対する見守りや声掛けなどされており、今年から暑さをしのげる涼しい空間「クールオアシス」が市内に設置されております。
記事について
日本列島は7月6日、太平洋側を中心に高気圧に覆われ、晴天となり気温が急上昇しました。
全国914地点のうち、最高気温35度以上の猛暑日は132地点、30度以上の真夏日は565地点に上り、猛暑日が2日連続で100地点以上を記録しています。
7日も猛暑が続き、40度近い高温に達する地域があると予報されています。
気象庁と環境省は熱中症警戒アラートを発出し、適切なエアコンの使用や水分補給など、熱中症対策を呼びかけています。
高村の考え
既に猛暑が続いている今、私たちがすぐに実行できる熱中症対策を改めて考える必要があります。
まず、水分補給は必須です。
のどが渇いていなくてもこまめに水分を取り、スポーツドリンクなどで塩分や糖分も補給することが重要です。
特に高齢者や子どもは、のどの渇きを感じにくいため、周囲の人が積極的に声をかけることが大切ですね。
次に、室内の温度管理も欠かせません。 エアコンや扇風機を適度に使用し、室温を快適に保ちましょう。
「この程度の暑さなら大丈夫」と過信せず、適切な空調を心がけることが重要です。
また、涼しい場所で過ごすことができるよう、市内の「クールオアシス」などを積極的に活用することも推奨されます。
さらに、衣服の選び方や冷却グッズの利用も有効です。
通気性の良い衣服を選び、帽子や日傘で直射日光を避けましょう。 冷却シートや氷枕などを利用し、首元などを冷やすことで効率的に体温を下げることができます。
特に炎天下でのスポーツや空調設備の整っていない場所での作業時には、適度な水分と塩分の補給を行い、こまめに休憩を取ることが必要です。
熱中症計を利用して現在の環境のリスクを把握し、無理をせず安全に過ごすよう心がけましょう。
この猛暑を乗り切るために、市民一人一人が意識を高め、互いに助け合いながら健康で安全に過ごせるよう努めていきましょう。