本日、メイシアターで行われました「社会を明るくする運動」市民集会に参加してまいりました。
この運動は、犯罪や非行を防止し、罪を犯した人たちの更生を支える地域の力を引き出すことを目的としています。
全国的な取り組みとして今年で74回目を迎え、吹田市でも積極的に活動が行われています。
吹田市では、地域の43団体や機関が連携し、「社会を明るくする運動」吹田市実施委員会を結成しています。
この委員会の目的は、犯罪や非行のない地域をつくるために、住民一人ひとりが更生保護について考え、参加するきっかけを提供することです。
今回の集会では、「更生保護ってなんだろう?」をテーマに、浅越ゴエ氏(ザ・プラン9)がファシリテーターを務め、パネリストの方々から保護観察や保護司のお仕事についてお話がありました。浅越氏の軽妙なトークとともに、更生保護の現場の実情や課題について、具体的なエピソードを交えられており、とても理解を深めることができました。
保護観察は、罪を犯した人たちが社会に再び溶け込むための重要なプロセスです。
保護司の方々は、定期的に対象者と面談を行い、生活指導や就職支援などを通じて、再犯を防ぐためのサポートを提供しています。
その際、単に法律や規則を守るだけでなく、人としての温かさをもって接することが求められます。
パネリストからは、「相手を理解し、信頼関係を築くことが一番大切だ」といったことをおっしゃられていました。
この言葉は、地域社会全体が支え合うための基本的な姿勢なのだと思います。
保護司は、無償でボランティアとして活動しており、地域に密着して更生保護の活動を行っています。
彼らは、自身の生活や仕事と両立させながら、更生保護の対象者と向き合っています。
その熱意と献身には頭が下がる思いです。
また、保護司の方々は、地域の一員として対象者を支えることで、地域全体との懸け橋にもなる重要な役割を果たしています。
このような活動を通じて、犯罪や非行の防止、更生支援に対する地域の力の大きさを改めて実感しました。
私自身も、議員として、この運動に積極的に支援していけるように力を尽くしていく所存です。
更生保護の重要性は、多くの市民にとってまだ理解が十分ではないかもしれません。
しかし、今回の集会を通じて、多くの方々が関心を持ち、理解を深めるきっかけとなったことは非常に意義深いことですしょう。
今回の集会を企画・運営してくださった「社会を明るくする運動」吹田市実施委員会の皆様や関係者の皆様、そしてご参加いただいた市民の皆様に心から感謝申し上げます。皆様のご協力とご支援のおかげで、このような有意義な集会が実現しているものと思っております。
これからも、健全な明るい社会を目指して、地域の皆様と力を合わせて取り組んでまいります。




