ちょっと興味深いコラムを見つけたので、記事にしてみます。
まずはコラムをわかりやすく説明
近年、中学受験の熱が高まる一方で、子どもの心身に過度な負荷がかかるケースが増えています。
フリーランス家庭教師の長谷川さんは、子どもから発せられるSOSサインを見逃さないためのポイントを教えてくれました。
特に、「大丈夫！」と気軽に言う子どもや、急に調子の良いことばかりを口にする子どもには注意が必要です。 こうした反応は、プレッシャーからの逃避行動の一つであり、心身の不調の予兆かもしれません。
長谷川さんは、素直さが結果を出すための重要な要素であると述べています。
アドバイスを素直に受け入れない子どもは、ケアレスミスを繰り返し、学力に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
また、遅刻や欠席が増えることは、不登校や起立性調節障害といった深刻な問題の予兆となることが多いと指摘しています。
親はこうしたサインを見逃さず、早期に対応することが求められます。
もっとも心配なことは「不登校」と「起立性調節障害」
長谷川さんは、子どもの心身の不調を放置することの危険性を強調し、「不登校」や「起立性調節障害」が増えている現状に警鐘を鳴らしています。
例えば、遅刻が増え始めた段階で親が一緒に送迎するなどの対応をすることで、状況が改善することもあります。
長谷川さんは、学力はいくらでも追いつけるとし、何よりも体とメンタルの健全さを重視するように訴えています。
壊れてしまった自分を振り返る機会に
筆者は自らの中学受験の経験を振り返り、親の意向による受験が自身に与えた影響を再認識しました。
筆者の両親は、無関心と過干渉が混在しており、受験の意味や必要性を見いだせないまま受験に臨みました。
その結果、筆者は起立性調節障害を発症し、学校生活に適応できず苦労しました。
この事例は、親が子どものために最善と思って行動しても、その選択が子どもにとって最適でない場合があることを示しています。
高村の考え
この記事を読んで、ケースバイケースで正解を見つけるのは難しいと感じました。
子どものSOSサインに気づくためには、日常的に小さな違和感にも気づけるよう、親が普段から子どもと向き合う姿勢が大切だと思います。
特に、素直さが欠ける状態や急に調子の良いことばかりを言うなどの変化を見逃さないことが重要です。
また、遅刻や欠席が増えた場合は、すぐに対応することで、不登校や起立性調節障害といった深刻な問題を防ぐことができるかもしれません。
親として、子どもの心身の健康を最優先に考えることが大切です。
受験は重要ですが、子どもの健康や幸せを犠牲にしてまで追求するものではないという視点を持つことが必要です。
日々の小さな気づきと、子どもの変化に対する敏感さを持ち続けることが、子どもの健やかな成長を支える鍵となるでしょう。
