大雨時に、マンホールの蓋が浮いているのを見ると、ちょっとビックリしますよね💦
こういった事象について、長島鋳物株式会社さんがX等で発信されているので、ちょっと書かせてもらいます。
記事の説明
8月21日に東京都内を襲った豪雨では、新宿エリアでマンホールのフタが下からの水圧で吹き飛び、水が噴水のように吹き出すという驚くべき現象が発生しました。
この現象は、フタが耐用年数を超えているか、安全対策が不十分である場合に起こり得るとされています。
しかし、最近のマンホールのフタには、豪雨時などの圧力に対応する安全装置が備えられており、フタが少し浮いても外れずに圧力を逃がす構造になっているとのことです。
長島鋳物というメーカーがXで解説したところ、この安全装置が正常に作動している場合、フタが少し浮いて外周から水が出ている状態は問題ないとされています。
逆に、フタが外れてしまった場合には水面が静かに見えることがあるため、注意が必要です。 この投稿は大きな注目を集め、100万件以上の表示がされるなど話題になっています。
豪雨時など、マンホール蓋が一定の高さに浮き上がり、 外周から水が吹き上がっていることがあります。 これはマンホール蓋の安全装置が正常に作動し、 管路内の圧力を開放している状態です。
長島鋳物株式会社 様
※ 万が一蓋が外れてしまった時の方が 水面が静かに見えることがあります。 冠水した道路を歩かなければならない時は十分ご注意下さい。
また、耐用年数を超えたフタや安全対策が不十分なフタについては、業界全体で交換を推進しているとのことです。 もしフタが吹き飛んだり割れたりした場合は、道路を管理している自治体の下水道課や国土交通省道路緊急ダイヤル#9910に連絡するよう呼び掛けられています。
高村の考え
今回の新宿での出来事は、都市部におけるインフラ管理の重要性を再認識させるものでしたが、長島鋳物株式会社さんが発信しているように、過度に不安を感じる必要はないと考えます。
現代のマンホールのフタには、豪雨時でも安全に機能する設計が施されているため、一般的には冷静に対応することが大切です。
とはいえ、老朽化した設備の更新は確かに重要な課題です。
都市部に限らず、地方でもインフラの定期点検や更新が進められるべきです。
住民としては、こうした問題に対して日頃から冷静な判断を心掛け、万が一の際には適切に対処できるよう備えておくことが求められます。
