このような取り組みは、職員さんのご厚意からなる力業で、頭が下がる思いではありますが、これをやりだしたらもう終わりの始まりなのかもしれませんね…。
記事の説明
高年齢化による担い手不足が深刻化する中、鳥取県米子市では地域活動をサポートする新たな取り組みが始まります。 米子市役所が立ち上げたのは、「地域かかわり隊」という地域活動サポーター制度です。
この制度は、地域活動が困難な場合に市の職員がボランティアとして参加するというものです。
例えば、地区の祭りや運動会の準備・運営が自治会メンバーだけで賄えない場合、自治会が市にサポーターの派遣を依頼します。
これに応じて、市が「地域かかわり隊」の市職員を派遣し、地域活動を支援します。
米子市の伊木隆司市長は、「地域活動は防災や福祉、環境維持、コミュニティの充実など多岐にわたり、それぞれが地域の維持発展に大きく役立っています」と述べています。 また、市職員が地域活動に参加することで、地域の声を聞き、それを市の政策に反映させることができるとしています。
米子市では平日でも地域活動に参加しやすいように、新たに地域貢献のための休暇制度を設けました。
「地域かかわり隊」のメンバーは現在約50人おり、8月上旬から活動を開始する予定です。
高村の考え
若年層の減少や人口減少の現状を踏まえると、従来の方法を維持することは困難であり、現実的ではないかもしれませんね。
そのため、「できる範囲で行う」または「実施しない」という選択肢も考慮する必要があります。
地域によっては同様の問題があり、祭りや行事の縮小に対する反応は鈍いままのところもあるようです。
しかし、強制的に進めることは逆効果となり、参加者の減少やコミュニティの関係悪化を招く可能性があります。
地域の人々が自主的に参加したいという意欲を持つことが重要です。
楽しんで参加したいという人々のアイデアから活動が生まれ、その活動が楽しめないならば、自然に廃れることも受け入れるべきなのかもしれませんね。