先日のICT支援員試験から間髪入れずに、全然ジャンルは異なりますが、生成AI活用普及協会(GUGA)の「生成AIパスポート」の試験を受けました。
普段から日常的に使っている生成AIですが、そのポテンシャルは理解しているつもりでも、そもそもどのように生成AIがここまで発展してきたのかは、正直言ってあまり考えたことがありませんでした。
という事で、受験するにあたり、今回はノー勉強ではなく、勉強して挑んでみました。
生成AIパスポートとは
生成AIパスポートは、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験です。
AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。
本資格の提供を通じて生成AIリスキリングを促し、生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する企業・人材の可視化を推進しています。
引用:生成AI活用普及協会のWEBサイトより
生成AIパスポート試験の概要
対象者
- AI、生成AIに興味関心のある方
- 生成AIを正しく活用したい方
- ビジネスでの生成AI活用に不安のある方
試験形式と問題数
試験はオンライン形式(IBT方式)で行われ、全60問の選択肢式問題が出題されます。
出題範囲は以下の通りです。
- 第1章 AI(人工知能)
- 第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)
- 第3章 現在の生成AI(ジェネレーティブAI)の動向
- 第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則
- 第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例
試験時間と合格基準
試験時間は60分で、60問に対する正解率が合格基準を満たすことが求められます。
2023年 第1回 生成AIパスポート試験では受験者数1,031名中760名が合格し、合格率は73.71%でした。
2024年 第1回 生成AIパスポート試験では、1,613名の受験者中1,211名が合格し、合格率は75.08%でした。
なお、総合得点率や設問別の正解・不正解、本試験の合格ラインについては未開示です。
合格率だけ見ると、比較的合格しやすいように感じます。
結論
生成AIパスポート試験は、AIに関する知識を確認・証明するためには意義のあるものだと思います。
柔軟な受験資格とオンライン形式により、多くの人がチャレンジしやすくなっていますが、さすがにいつものノー勉強では無理だと思い、私はネットで色々調べて勉強して挑みましたが、それでも難しく感じました💦
普段はAIを末端ユーザーとして利用する立場でありますが、このような歴史から生成AIの仕組みなど意識したことはなく(厳密に言うと難しすぎるので意識しなかった)、「なんとなく」で捉えていましたが、今回は色々学んでいるうちに少しだけ深いところを覗けて、とてもよかったなと思っています。
さて、合否については…、また後日のようですので、ダメだったとしてもちゃんと公表します 笑
