令和3年11月定例会 代表質問 [財政について]

令和3年(2021年)11月定例会 代表質問

[新型コロナウイルス関連について / DXについて / パスポートセンターについて / 市民サービスコーナーについて / 指定管理・外郭団体・市職員の再就職>について / 児童虐待について / 健都の残地について / 市立吹田市民病院の旧病院跡地について / 中の島公園について]

以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。

財政について

コロナの影響による本市の税収の落ち込みの見込みと、今後の見通しについてお示し願います。
コロナ関連の予算は、国からの交付金である程度賄ってきたところではありますが、税収が落ちた分の対策はどのような計画をお持ちでしょうか。

ご答弁(行政経営部長)
本市一般会計の状況といたしましては、近年、堅調に推移してきた市税収入が、昨年度実績では減収に転じ、臨時財政対策債の発行や財政調整基金の繰入れによりまして、収支の改善を図ったところでございます。
現段階の税収に係る推計におきましては、当面の間、昨年度の実績とおおむね同水準で推移するということを見込んでおりますが、先行き不透明な状況が続いているところでございます。
必要に応じまして、今年度以降も、昨年度と同様の財源措置で対応してまいることを視野に入れているところでございます。

コロナ対策に重点的に予算を投じてきましたが、一般事業に影響は与えていなかったでしょうか。予算を削ったものや、計画を先延ばしにした事業等がございましたらお教え願います。

ご答弁(行政経営部長)
感染症関連対策等の事業費の増大や、市税収入の減収などの影響はございますが、市民サービスを維持するとともに、将来に必要な投資も進めていくという観点から、財源不足を理由とした事業の中止や延期は行っておらず、必要な取組を進めてきたところでございます。

ほかの事業に影響を及ぼすほどの致命的な減収ではないとのことでした。今後も予断を許さない状況に変わりはありませんので、引き続き市民サービスの維持に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。
過去にも委員会等で議論されている南千里の自転車駐車場について、事業赤字を市税で補塡している状態ではありますが、設置当初の見通しはもともと赤字覚悟でスタートしたのか、それとも見通しはよかったが何らかの要因で赤字になってしまったのかをお答え願います。

ご答弁(土木部長)
自転車駐車場が設置されましたのは、全般的に昭和55年(1980年)度からでございますが、経過年度とともに建物や設備の老朽化に伴う補修費の増加や、また御指摘の阪急南千里駅前自転車駐車場は、地下機械式の構造となっているため、保守点検費用が他の自転車駐車場よりも高額となっていることが、赤字の主な要因であります。
その他の要因といたしまして、近年、自転車の大型化が進み、以前の収容台数が確保できず、収容率が減少していることや、最低賃金の上昇による委託料の増加によるものでございます。

設置から40年経過し、当時とは事情の異なる現在において、課題を先送りしているようにしか見えません。
赤字補塡の原資は市民の税金であります。当事業の在り方については、抜本的な改革が必要であり、早期の見直しを御検討いただきますよう要望しておきます。

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