令和3年9月定例会 代表質問 [コロナ禍における小中学校の対応について]

令和3年(2021年)9月定例会 代表質問

[新型コロナのワクチン接種状況等について / 新型コロナウイルス感染状況の情報の取り扱いについて / コロナ禍における小中学校の対応について / GIGAスクール構想について / ギフテッド教育について / 入湯税について / JR吹田駅周辺について]

以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。

コロナ禍における小中学校の対応について

他の自治体でもやっていくとされる学校での感染者の濃厚接触者の特定について、吹田市も検討されているのでしょうか。

ご答弁(教育監)
保健所の負担軽減のため、陽性者が発生した時点で学校での行動履歴等を学校がまとめ、濃厚接触者の特定等のための調査に対応していることから、学校が独自で濃厚接触者を特定することは考えておりません。

はい、分かりました。
家庭の事情などで、家でどうしても自宅学習の難しい環境にある場合の対応はどうなっているのでしょうか。

ご答弁(教育監)自宅での学習が難しい環境にある児童、生徒については、電話連絡や家庭訪問を行うなど、個別の状況や家庭の御事情を丁寧に把握した上で学習支援を行っております。実施後は、状況や成果を確認し、必要な内容を登校時に指導することや、個別の学習や補習等を行っております。

ありがとうございます。現在、分散登校が行われておりますけれども、自宅で自習をしている枠については授業時数のカウントはどうなっているのでしょうか。

ご答弁(教育監)
小・中学校の授業は、教師と児童、生徒との関わり合いや、児童・生徒同士の関わり合い等を通じて行われるものであり、分散登校期間中の学習支援として、オンラインを活用した学習を行ったとしても、授業を行ったという扱いはしておりません。
しかしながら、各校においては、分散登校とオンラインを活用した学習を交互に実施しており、オンラインを活用した学習を、登校した機会に、改めて学び直すことにより、学習内容が定着できるよう努めております。

ありがとうございます。今年度に入ってからの学校閉鎖、学級閉鎖の件数、また、一番影響を受けているところの状況をお教え願います。

ご答弁(教育監)
本年4月以降9月7日までの間、9校11学級に対して、学級閉鎖等を行い、最長の措置は5日間でございました。

休んだ分を補う対応についてお聞かせ願います。
中学1年生とかでしたら先があるので挽回するチャンスはあるのかもしれませんけれども、3年生の場合はその遅れとなる部分をどこで補えるのでしょうか、併せてお答え願います。

ご答弁(教育監)
各校において、学習計画の見直しや学校行事の精選等を行うことで、授業時間数の確保に努めます。また、学習内容の重点化を行い、臨時休業により対面による授業が実施できない場合においても、オンラインを活用した学習を進め、年度内に履修を修了することができるよう進めております。

現在感染する年齢が低くなり、もしかすると学級閉鎖などが増えてくるかもしれません。とにかく子供たちに負担がかからないように御配慮いただきますようよろしくお願いいたします。
教室での密集を避け、感染拡大を防止するため、希望者は家庭で授業をオンラインで受ける選択登校制とする考えはあるのでしょうか。

ご答弁(教育監)
一斉登校の実施に向けて、9月13日から9月19日までを選択登校期間とし、感染状況に不安を感じて登校を控える児童、生徒に対して、自宅でのオンラインを活用した学習支援やプリントによる学習支援を行います。ほかにも、本人の状況を丁寧に把握した上で、保護者と連携をさせていただき、個に応じた柔軟な対応を行ってまいります。

分かりました。次へ行きます。
修学旅行の延期や中止の判断基準は。
また、いつまでに決断しなくてはいけないのでしょうか。

ご答弁(教育監)
緊急事態宣言下における修学旅行の実施の可否については、大阪府からの要請に基づいた対応としております。
府が示す実施の条件を満たしていることを確認し、各校の実情を把握しながら教育委員会と実施予定校の校長で協議の上、実施の可否を判断することとしております。
また、可否の判断については、旅行21日前を基本としますが、府内、市内の感染状況を鑑み、柔軟に対応しております。

安易に中止と判断せず、できる限り子供たちにとって大事な行事をなくす方向ではなく、仮にそうであれば、代替の行事を考えてあげてほしく思います。今のところ、何か代替の案を考えていますでしょうか。

ご答弁(教育監)
昨年度と同様に、各校の年間計画を踏まえ、可能な限り行き先や行程を変更するなど、実施を前提とした検討を繰り返し続けております。
テーマパーク利用等の代替案は、費用等の試算はしたものの、日程、交通手段、スケールメリット等課題も多く、現時点では考えておりません。

例えば、物理的な場所にとらわれないVRとかでですね、世界を旅するバーチャル修学旅行など、最先端の技術に触れて、非日常の特別な一日を創出してあげることも可能ではないかと考えます。柔軟な考えを対応をお願いしておきます。

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