自然災害からサイバーリスクまで：BCP調査が示す企業の懸念

「情報セキュリティのリスク」は、何者かが悪意をもって仕掛けてくるため、私はこれを一番の脅威と見ています。

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事業中断の想定リスク、「サイバー攻撃」が「自然災害」に次ぐ2位に浮上　帝国データバンク調査 – ITmedia … BCP（事業継続計画）の策定意向がある企業は、どんな事態をリスクと想定しているのか──帝国データバンクが調査結果を発表した。今回は1位の「自然災害」に次いで「情報セキ…

まずは記事をわかりやすく説明

帝国データバンクは、BCP（事業継続計画）の策定意向がある企業を対象に、事業継続が困難になると想定しているリスクを調査しました。調査結果によると、企業が最も懸念しているリスクは「自然災害」（71.1%）で、次いで「情報セキュリティのリスク（サイバー攻撃など含む）」（44.4%）が挙げられました。
この結果は、近年のサイバー攻撃の増加に対する企業の警戒感を反映しています。
以下は、その他のリスクの詳細なランキングです。

No.	リスク	全体 (%)	大企業 (%)	中小企業 (%)
1	自然災害（地震、風水害、噴火など）	71.1	80.2	68.6
2	情報セキュリティのリスク（サイバー攻撃など含む）	44.4	55.4	41.3
3	感染症（インフルエンザ、新型ウイルス、SARSなど）	39.9	47.2	37.9
4	インフラ（電気、水道、ガスなど）の寸断	39.6	44.0	38.2
5	設備の故障	31.9	36.9	29.7
6	火災・爆発事故	31.9	34.7	31.1
7	取引先の倒産・廃業	30.7	25.3	32.3
8	自社業務管理システムの不具合・故障	30.5	35.3	29.0
9	物流（サプライチェーン）の混乱	29.1	33.3	27.6
10	取引先の被災	28.8	28.0	29.1
11	コンプライアンス違反の発生（営業秘密の漏えいなど含む）	21.8	23.6	21.2
12	経営者の不測の事態	18.6	19.5	18.3
13	製品の事故	16.8	18.2	16.5
14	戦争やテロ	16.1	16.1	16.1
15	環境破壊	4.9	6.0	4.6
–	その他	1.5	1.0	1.6