本日は、吹田市に新たに完成した総合防災センターの完成披露式典と内覧会に参加させていただきました。
この施設は、私たち吹田市の北部地域の安全を守るための重要な拠点となり、消防署の他、土木部や教育センターも同庁舎に入居しています。
この施設の完成には多額の市税を投入されました。だからこそ、私たち市民にとって大きなニュースであり、期待とそれに伴う大きな責任を担う庁舎であります。
吹田市総合防災センターの通称として「DRC(Disaster Reduction Center Suita)」とされたそうですが、逆に覚えにくい💦
DRC Suita 施設概要
阪急南千里駅西側に位置する「吹田市総合防災センター(通称:DRC Suita)は、北消防署、北大阪消防指令センター、高度救助隊などの消防機能、土木部行政機能、教育センター機能及び市災害対策本部代替機能を有し、災害時は本市北部の災害活動拠点となる複合施設です。
この施設は、免震構造の採用による構造的な安全性の確保と、2回線受電や72時間対応の自家発電設備の設置など、大規模災害時にも機能維持が可能です。
駅のホームから消防訓練エリアを直接見渡せるという立地を生かし、訓練エリアはできるだけオープンな構成とし、市民の防災意識や安心感の向上も目的の一つとなっています。
また、みどり豊かな千里ニュータウンに位置する施設として、周辺の環境との調和や景観も意識し、建物正面の内部に縦型木製ルーバーを採用し、太陽光発電・高効率空調機・昼光利用照明等環境にも配慮しました。
引用元:吹田市HPより
ひとつ気になったのは、式典の市長のあいさつで「大地震が起きたら淀川に架かっている橋が落橋して吹田市に支援が来ない」といった事をおっしゃってましたが、現状通りの管理であれば淀川に架かる橋は落橋しないはずです。
市のセレモニーで関係団体や近隣他市の職員さんも来ているのに、根拠のないデマはやめて頂きたいです。
不安を煽って自治能力を高めたいのか?市長としてデマで市民を煽るのは不適切ですね。
施設内部は1階から5階までが消防署として機能しており、出動準備室や消防訓練エリア、訓練棟に加え、事務室、会議室、倉庫、そして音楽訓練室といった多岐にわたる施設が整っています。
特に注目したいのは、消防隊員の皆さんが長時間の勤務にも対応できるよう、仮眠室やお風呂などの生活支援設備が充実している点です。女性隊員用にも清潔に保ちやすい充実した設備となっておりました。
これらの設備は、日々市民の安全のために奮闘される消防隊員の方々の勤務環境を支え、彼らの士気を高めることにも繋がります。
さらに、5階には指令センターが設置されており、ここから吹田市はもちろん、箕面市、豊中市、池田市、摂津市といった周辺5市2町との広域での連携が可能となっています。
これにより、災害時の迅速な対応や情報共有がさらに強化されることでしょう。
また、本庁舎の危機管理センターのバックアップ機能も備えております。
本日の式典では、消防音楽隊の演奏もあり、その素晴らしいパフォーマンスには多くの参加者が感動しました。
音楽を通じて、消防隊員の方々が持つ団結力や市民への奉仕の心が表現されているように感じました。
選挙区の1つに市制施行80周年を契機として、吹田市出身のヴァイオリニスト、葉加瀬太郎さんに制作していただいた吹田市のプロモーション楽曲「Home Suita Home(ホーム スイタ ホーム)」も演奏頂きました。
この音楽隊の演奏は、単なる娯楽以上の意味を持ち、私たち市民と消防隊員との間に新たな絆を築く素晴らしい機会となりました。
私たちの暮らしを守るために日々努力されている消防隊員の皆様には、心からの感謝を申し上げます。
そして、この新しい総合防災センターが、吹田市をはじめとする周辺地域の人々の生命と財産を守るための強固な拠点となり、未来に向けての大きな一歩となることを心から願っております。
今後も、私たちはこのような施設の充実を通じて、安全で安心な街づくりを進めていく必要があります。
それは、レオナルド・ダ・ヴィンチが言った「最大の危険は、高すぎる目標を設定して達成できないことではなく、低すぎる目標を設定して達成してしまうことだ」という言葉にも通じるものがあります。
常に高い目標を持ち、吹田市の未来のために努力を重ねていかなくてはなりません。
この新しい総合防災センターの完成は、私たち吹田市民にとって大きな希望となることでしょう。
今日の式典の設営に携わった皆様、そしてこの施設の建設に関わったすべての皆様に、改めて深い感謝を申し上げます。