令和2年度11月定例会 健康福祉委員会 [保育教諭の設定の条例について]

令和2年度11月定例会の健康福祉委員会で「保育教諭の設定の条例について」質疑いたしました内容を以下に記します。

高村 質問

吹田市は保育士と幼稚園教諭の初任給については、他市と比べて安かったと思うんですけれども、条例改正で、定年まで働いた場合の生涯賃金のトータルでは、他市と比べてどうだったのでしょうか。
情報をお持ちであれば、お教えいただけますか。

保育幼稚園室 答弁

他市の保育士と幼稚園教諭の生涯賃金との比較についてでございますけれども、給料表や昇格であるとか、運用も異なっておりますので、他市の情報は分かりかねます。

高村 質問

トータルで考えて、例えば安いままとかになると、なかなか優秀な働き手が吹田市に来ないんじゃないかなという懸念もあります。
どこかで並んで、それが逆転するみたいな年代がもしあるとすれば、いいと思うんですけれども、長く働いていただくためには、年数とともに給料が増えていく設定にするのは必要であると思うんですけれども、初任給が低いと若い働き手をなかなか集めにくい状況になるかなと思うんです。
この辺は多分ずっと議論されてきた課題だと思うんですけれども、改めて御所見をお聞かせいただけますか。

保育幼稚園室 答弁

令和2年度の採用試験の状況から申しますと、45名の保育士の募集をしたところ、280名を超える方々に御応募いただいておりまして、吹田市に魅力を感じて御応募なさっていただいているのかなと思っております。
その方々の中から選考させていただいて、教育、保育の質の確保に向けた取組をしっかりと進めていきたいと思っております。

高村 質問

今の答弁を聞いていたらすごくいい感じで、募集に対してたくさん応募が来ているということで、初任給が安い、高いはあまり関係ないということで理解しておきます。
あと保育士と幼稚園教諭の離職率は、お幾つぐらいの年代が多いというのは把握されているんでしょうか。

保育幼稚園室 答弁

依願退職等が毎年十数名発生しているわけなんですけれども、年代はすごく幅広くありまして、配偶者の転勤であるとか、御結婚、親の介護などが主な要因として挙げられているところでございます。
率としては、今手元に資料がないんですけれども、毎年十数名の依願退職が発生している状況でございます。

高村 質問

また確認させてもらいます。
職員体制については、垣根を越えて一本化して、柔軟な職員配置をするという説明もあったと思うんです。
そこは理解できるんですが、議案参考資料の中に、先ほどもおっしゃっていましたけれども、例年一定数の依願退職が生じており、園長、園長代理などの役職者の若年化とあるんですけれども、今回の条例改正で、この辺りの課題に対してはどのように結びつくのか、具体的にお示しいただけますでしょうか。

保育幼稚園室 答弁

これまでは、幼稚園教諭は幼稚園教諭として、保育士は保育士としての採用をしてまいりました。
幼稚園教諭は、もともとの総数が少ない状況にございまして、ここ最近の傾向でいきますと、30歳過ぎで園長代理に昇格するというような形になっております。
もちろん皆さんがそれぞれ頑張っていただいているんですけれども、いわゆる担任等でついていた期間が保育士側からすると相当短いということもありまして、その辺りを考えますと、この職種統合で一定主査であるとか、園長代理、それから園長に上がっていく一つのモデルケースをある程度持った上で、人材の登用もしていけると思っております。
そういったところで、スキルの積み上げ等の課題も一定クリアしていけるのかなと認識しております。

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