令和2年11月定例会 代表質問 [感染症対策と基礎自治体の役割について]

令和2年(2020年)11月定例会 代表質問

以下、議会で質問した内容と、答弁いただいた内容を記しております。

感染症対策と基礎自治体の役割について

冬本番を迎え、今まさに新型コロナウイルスの第3波が日本全国で猛威を振るっている状況であります。
吹田市は感染者が比較的多いこの状況下で、基礎自治体として果たすべき役割、本市は何をすべきか。
また、クラスターが発生した際の対応を事前に定めておくこともリスクマネジメントの観点からは大切です。
課題そして対策や取組等どのように考えているのか?
事業者に手を差し伸べる経済を救済するアクセルなのか、それとも早期収束に向け自粛するブレーキを踏むのか、基礎自治体として果たすべき役割と併せて、市長の考えをお示し願います。

ご答弁(健康医療部長)
まずは担当からお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、保健所を有する中核市といたしまして、まずは市民の命と健康を守ることが再優先課題であると認識いたしております。
市民や事業者に対する感染予防に関する周知をはじめ、大阪府や医療機関、消防等との連携による医療提供体制や検査体制の構築、陽性者への個別対応やクラスター発生時の施設等への調査及び指導など、引き続き同感染症の拡大防止に向けた取組を進めてまいります。

ご答弁(市長)
今回の感染症対策についての基本的な考え方、今、担当部長より、まずは市民の命と健康を守るということが最優先であるというご答弁をさせていただきました。
言い方を替えますと、市民の暮らしと経済をお守りをする上で、社会の健全性がその基盤となると考えております。
今、三度拡大している感染状況に最大の危機感を持ち、感染拡大を抑えること、感染者の重症化を防ぐこと、そして重症者の命を救うこと、これで市民の健康を含む社会の健全性を取り戻すことが、間違いなく、今、本市が最も力を注ぐべき使命であると考えております。

学校生活における感染症対策について、生徒の関係者に陽性が出た場合、該当する生徒は陰性であったとしても、自宅待機ということになります。
その間に中学校で定期テストがあった場合、濃厚接触者に当たるかもしれない友達や先生にも影響があるわけです。
学校が子供を守るという観点も必要でしょうし、その辺りの一定のルールや対応策について必要と考えますが、現状を踏まえて対策をお示し願います。

ご答弁(教育監)
文部科学省は、高校入試において、無症状の濃厚接触者については一定の要件を満たした上で、必要な感染症対策を講じれば受験を認めるとしており、本市においては、定期テスト等の対応もそれに準じたものとしております。
その上で、特に進路選択に関わる中学校第3学年については、可能であれば別室での受験を検討するなど、学習状況を適正に評価し、生徒及び保護者の安心を担保できるよう、各校で対応しております。

対象者が複数人になった場合など、難しい対応にはなると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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